こんにちは!おーちゃんママです。
私は現在正社員をしていますが、とてもつらい日々を過ごしています。
子どもとの時間を増やすために、心のゆとりを持つために
働き方を変えようと試行錯誤しています。
そのために、いろんな働き方を検討していますが、
今の生活を変えるためには、今の働き方を変えなければなりません。
私の場合、今の状況を変えるためには現在の仕事を辞める必要があります。
でも…
仕事を辞める、転職するって
悪いこと
だと思っていませんか?
私もそういう風に思っていた時期があります。
でも、これはただの思い込み。
タイトル通り「仕事を辞めるのは悪いことじゃない」です。
もう1回言います。
「仕事を辞めるのは悪いことじゃない」んです。
今、仕事を辞めるかどうか悩んでいたり
仕事を辞めるとは決めていても罪悪感を感じているのであれば、
この先を読んでいただけると嬉しいです。
仕事を辞めることで得られる機会
仕事を辞めることで、ずっと同じ会社で働く場合には
得られない機会を得ることができるんです。
これは、転職して初めて気づくことができる内容です。
仕事を辞めることが悪いと思って、行動ができない人はこういった機会を自ら手放しているんです。
- 新たな環境を知ることができる
- 見識が広がる
- どこでも通じるスキルを得ることができる
だから、仕事を辞めるのは悪いことじゃないんです。
新たな環境を知ることができる
同じ環境で仕事をしていると、他の会社も同じように仕事をしていると錯覚してしまいます。
ですが、実際は全然違うんです。
同じ工場であっても、作業の流れもやり方も全然違いますし、
同じ営業であっても販売の手法が全然違うものです。
これは、いろんな環境を知るからこそできることではないでしょうか?
見識が広がる
ずっと同じ会社で働いている人と話していると、どうしても見識が狭いなと感じます。
他の会社を知らないからか、自分のやっていることが絶対正しいと思い込んでいるような気がします。
その分、いろんな経験をしている人は見識が広いと感じます。
これはよくある話なのですが、異業種への転職をすると
前業種では当たり前だったことが「すごい!」と称賛されることがあります。
これは私の後輩の話ですが、時間内に仕事を終わらせることが当たり前だったため、
転職後も同じように仕事をしていたら「仕事ができる人!」と評価され、
あっという間に管理職にステップアップしたそうです。
後輩は、この業界ではこういった働き方をしていなかったんだ~と驚いたのと同時に、前職ではやっていなくて知らなかったことも多く、転職して勉強になったと言っていました。
どこでも通じるスキルを得ることができる
実際、私は転職回数が多いため、転職したことのない友人から
仕事の相談をされることが多いです。
その時、友人の強みを聞くことも多いのですが、
結構「?」と思うスキルを言うこともあるんです。
その会社では有益なスキルなのかもしれませんが、
他の会社ではそれっていらないかも…って思うこともあるんです。
いくつかの企業で働くことで、「このスキルは使える」「このスキルは特有のもの」と選別でき、
どんな会社でも役に立つスキルを得ることができるようになっていくんです!
どうして仕事を辞めるのは悪いの?
これだけ転職が当たり前になった現代でも、
まだ多くの人が「仕事を辞める=悪いこと」と思っているんじゃないでしょうか?
私もずっとそう思っていました。
理由は…わかりません。気がついたらそういう風に思う人間になっていました。
ちょっとネガティブな話ですが、どうしてそう思うようになったのかを私なりに分析してみました。
年功序列の価値観の刷り込み
たぶんですが、先人たちの価値観が刷り込まれているんだと思います。
私の親はバブル世代です。
何も考えなくても仕事もいっぱいあって、
程よく勤めていれば年功序列で毎年給与がどんどん上がって、
将来も安泰で、消費をガンガンできる時代。
そんな時代に生きていた親世代には、退職は「信じられない」ことだったのです。
仕事を辞めるのは変人のすること、くらいに思っている人も多かったかもしれません…
そういった世代の親を見て育ったため、
年功序列が正義と自然と思っていたのかもしれません。
固い話ですが、日本国憲法に「職業選択の自由」があるのはご存知ですか?
きっと、義務教育で習った内容だから、聞いたことくらいはあるんじゃないでしょうか?
私たちは仕事を選ぶ自由を権利として持っているんです(※注:おーちゃんママの解釈です)。
だから、自分も仕事を選ぶ権利があるし、憲法でも転職することは悪いことではないと明示されているんです。自信もっていいんですよ!
仕事を辞めないといけない場合もある
職場は100%自分の理想通りとはいかないので、我慢も時には必要だと思います。
ですが、我慢せず辞めないといけないこともあります。
私も危機を感じてあっという間に退職したことがあります。
現在こういった状況にいる場合は、仕事を辞めることをお勧めします。
会社が危ない
まずはこれです。
給与が支払われない、ハラスメントが横行しているといった
勤め先が非常識な状態になっているときは、すぐに退職するべきです。
私も上司からのパワーハラスメントがひどく、深夜までの長時間残業を強いられ、
1年もたたないうちに退職した経験があります。
あのまま勤務を続けていたら、きっと倒れてしまっていたと思います。
私の友人は給与遅延が数ヶ月続き、中間管理職が次々に退職していく状況に危険を感じて、その職場を退職しました。
その後、その職場は多額の負債を抱えて倒産したそうです。
働いているからわかることだと思いますが、直感で危ないと感じた場合は
その直感に従うのが正解だと思います。
心身の不調
会社としては問題ないですが、その会社の社風や仕事内容が
自分自身に合っているかどうかはまた別の話です。
会社の社風や仕事内容の合う合わないは人によります。
同僚が楽しく仕事をしていても、自分の心身に不調が出てくるのであれば、
それはかなり無理をしているんです。
このまま無理を重ねていったとしても、何も良いことはありません。
今の仕事が好き、やりたいと思うことであるなら、
環境を変えて同じような仕事をするという選択肢もあります。
なので、自分の心身の状態には正直になってください。
家庭の事情
育児や家族の病気や介護など、家庭の事情で仕事を辞めるのも、よくある話です。
私も今回働き方を変えようと思ったのは、
育児で問題が発生したことがきっかけです。
現在時短勤務をしていますが、職種が営業のため時間外労働が多く、
結局フルタイムと変わらない拘束時間となっています。
それも原因で、子どもが問題行動を起こすようになっちゃったんです…
保育園から「もう少し両親とスキンシップをとることはできませんか?」と言われる始末…
勤務先によっては、正社員→パート・契約社員というように
雇用契約を変更することで働き方を変えることもできます。
ですが、私の勤務先にはそういう制度はありません。
時間外労働の少ない職種への変更も希望しましたが、
勤務地が他県、通勤時間が車→電車→バスで片道1時間半になるなら
職種の変更も可能であると言われました。
できるわけないじゃーん(怒怒怒怒怒)
ただでさえ時短勤務で時間がないと言っているのに、
通勤だけで3時間以上!?冗談じゃありません。
だから退職せざるを得ないのですが…
家庭のために働き方を変えるのは当然の話です。
そこに罪悪感を感じる必要もなければ、劣等感を感じる必要もありません。
「石の上にも三年」は状況による
私は社会人になりたての頃によく「とにかく嫌でも3年は我慢しなさい」と言われました。
つまり、「石の上にも三年」ということですね。
この言葉は状況によっては正解で、状況によっては不正解です。
我慢しなければならないことって出てくるんです、仕事をしていると。
でも、我慢するのが会社の環境であるなら、我慢していても何も変わりません。
つらいという気持ちが蓄積されていくだけです。
我慢することが上記の「心身の不調」につながるのであれば、
3年も我慢してはいけません。
3年も我慢していたら、3年以上社会復帰できなくなってしまいます(注:おーちゃんママの主観です)。
まとめ
もう一回言います(しつこい)。
「仕事を辞めるのは悪いことじゃない」です。
仕事を辞めることでこういった機会が得られます。
- 新たな環境を知ることができる
- 見識が広がる
- どこでも通じるスキルを得ることができる
仕事を続けるのが良いという価値観は、年功序列世代からの刷り込みです。
今は年功序列は崩壊しています。
私の会社も成果によって昇給も降給もあります。勤続年数ではありません。
それなのに、そういった価値観を刷り込まれているから
仕事を辞めることが悪いと思ってしまい、転職に踏み切れない人がいるのが現状です。
転職に踏み切れないまま我慢を続けていると、必ず歪みが生じます。
家庭や自分の健康などがそれに当てはまります。
私も家庭に歪みができてしまったため、働き方を変えます!
一緒に理想の働き方を目指して行動してみましょう!
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