【いざカイゼン!①】育児休業明けが不安な人へ

仕事と家庭の両立

こんにちは!おーちゃんママです。

突然ですが、育児休業明けのことを考えると不安になりませんか

おーちゃんママ
おーちゃんママ

私は2回目になりますが、やっぱり不安ですね~

このページに遊びに来てくれた人は、これから産休・育休に入る人、現在育休中でもうすぐ職場復帰する人が多いと思います。お休みをとる前とは環境が大きく変わるのが産休・育休です。そのため、以前のように仕事に戻ることができるかどうか、不安に感じる人は多いと思います。

私も、2020年2月~2021年3月まで第1子の産休・育休を経て、職場復帰をした経験者です。職場復帰後は本当にズタボロでした…何も復帰のための準備をしていなかったことに加え、仕事も変わり、上司も変わったのでなおさら大変でした。

でも、そんな経験をしているからこそ、今回は事前対策ができます

初めての方だと全く想像がつかないと思うので、今回の記事を参考に職場復帰前に少しでも対策していただけると嬉しいです。一緒に頑張りましょう☆

育児休業明けの不安の正体

育児休業明けが不安になるのはよくわかります。私も、約2年前はインターネットで経験者のブログを散々読み漁っていました。

私の場合、事務職から営業職への職種変更もあったので、なおさら不安があったのですが…

どうしてそんな不安を感じていたのか、大きく分けると次の3つではないかと思います。

  1. 家事と仕事の両立ができるかな
  2. 以前のように仕事ができるから
  3. 体力がもつかな

育児をする前のイメージと、実際に育児をしてみての乖離って大きかったのではないでしょうか。私はそうでした。予想以上に体が悲鳴を上げ、ぎっくり腰や風邪、肺炎などで寝込む日が何回もありました。

育児休業中でもいっぱいいっぱいの生活に、+αで仕事が増えるのが育児休業明けです。子どもの保育園も増えますし、明らかに親のタスクは増えます。

皆さんも、現在家事に育児に奮闘していると思います。ほとんどの人は時間が足りず、寝不足で毎日お疲れではないでしょうか。

仕事をしていなくてそんな状態で、仕事がのっかってきたらどうなるのか…不安になりますよね。

生活をカイゼンしましょう!

だからこそ、育休中の今のうちに生活を見直してみる必要があります。

さあ、カイゼン活動ですね!

カイゼンはあえてカタカナ表記です!というか、「カイゼン活動」というのがあるんです。ご存知でない方のためにカイゼンについて説明しますね。

カイゼンとは、主に製造業の現場でおこなわれる、業務を見直して今よりも良くしていくための活動のことです。作業や業務の中にあるムダを排除し、より価値が高いものだけをおこなえるように、作業や業務のやり方を変える活動をおこなうことを指します。

https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/learning/le210719/

私は工学部卒・10年以上製造業に携わっていたこともあり「カイゼン活動」は長らく仕事の一環でした。そのため、抵抗なく浸透しています。これを仕事ではなく、自分の生活で実践していくのです。

なんか大変そうだな~と思った人もいると思います。

ですが、仕事をはじめたらこんなことをするリソース(時間・体力・心の余裕)はなくなります。仕事をする前の今だからこそ、できることなのです。

3Mの排除

3Mというのは「ムリ」「ムダ」「ムラ」のことです。それぞれのローマ字表示の頭のMをとって3Mなんだそうです。

できないことはしない、余計なことをしない、完璧ではなく一定の品質を保つ、といった意味です(と私は認識しています)。

ここで何を排除するかは、各家庭や置かれた状況で変わってくると思います。ですが、今の生活でなくすものを決める基準になると思っています。

例えばですが、仕事が始まってからの母乳育児は無理があります。保育園にいる子どもに母乳をあげに行くことは仕事をしていると難しいからです。そのために、卒乳・断乳やミルク育児への変更が必要となります。

5Sの促進

5Sは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」のことです。それぞれのローマ字の頭のSをとって、5Sなんだそうです。

おーちゃんママ
おーちゃんママ

実は、5Sは大変苦手でした。掃除が大嫌いなもので…

例えば、物が散乱している部屋で何かを探すのにはとっても時間がかかってしまいます。どこに何があるかわからない状態だと、本当に手探りで探すしかありません。ですが、事前に整理整頓されていれば、どこを探せばいいかがすぐにわかるので、無駄な時間、無駄な労力を使わなくてもよいんです。

5Sが進めば、さらに3Mが推進されるという形になります。

製造業だけでなく、仕事だけでなく、家庭でも、家事でも同じだと思います。育児の負担が両親のどちらかに偏っていてもう一方が全く知らない、という状態であれば、二人で共有してどちらもわかるようにしておくことで分担して育児をこなすことができます。二人で育児をすることになると、アイデアが出てさらに良い方向につながっていくのではないでしょうか?

PDCAを回す

今のうちから「3Mの排除」「5Sの推進」を進めていけば、職場復帰までに各家庭に合ったやり方がわかってくると思います。これも一度しておしまいではなく、パパ・ママともに納得して、負担の少ない方法を模索する必要があります。

これが「PDCAサイクルを回す」ことです。PDCAは仕事をしている方ならきっと聞いたことがあると思います。「Plan」「Do」「Check」「Action」の順に検証と実行を繰り返すことです。

より良いやり方を模索する経験は育児休業明けも生かせます。いつでも時間が足りない状態になりますので、仕事においても、より短時間で完結できるよう模索するようになってきます。そのための予行練習だと思えば、またこれも職場復帰の準備になりますね!

おーちゃんママのカイゼン活動

私の産休・育休期間も折り返しを迎え、あと半年になりました。

私もそろそろ生活のカイゼン活動を本格的にスタートさせようと考えています。家事においては、ドラム式洗濯乾燥機を購入して洗濯の負担を減らしました。

ですが、まだまだできることはあると思います。半年あるので、これからはもっとスピードを上げて試行錯誤していきたいと思っています。

例えば、こんなことを考えています。

  • 使う調味料を減らして、賞味期限の管理をなくす
  • ミールキットや冷凍食品を活用して調理時間を減らす

カイゼンの一つとして、10月から買い物の仕方を変えて時間を作ることにチャレンジします。成果も合わせて、結果をご報告しますね!

まとめ 育休明けまでにカイゼン活動で生活のムダをなくしていこう!

育児休業明けは不安だという声はよく聞きます。

当事者になってから、その不安はよくわかるようになりました。育児休業中は余裕があるわけではなく、必死で毎日過ごしているのにどうやって仕事をするんだろうと疑問しかありませんでした。

経験して分かったことですが、仕事復帰後は、育児休業中と同じ生活を送ることはできません。仕事と家庭を両立させるためには、現在の生活スタイルそのものの見直しをする必要があります。

それが生活のカイゼン活動です。

どの部分をカイゼンしていくかは、各ご家庭の状況によると思います。ですが、カイゼンをしていくことで育児漬けだった日々から、仕事モードへの切り替えもできると思います。

少しでも時間を作って、仕事と家庭の両立を目指して頑張っていきましょう!

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